
執筆者 弥生さん
妊活開始後、すぐに始めたのが、基礎体温を測る事です。
最初のうちは、計測を忘れてしまうことが多く、3日坊主で終わってしまうこともありました。毎日の計測に慣れた頃には、今度は、排卵日がいつなのかということに敏感になりすぎて、生理周期が狂う事も多かったです。基礎体温だけでは、排卵日が特定できず、排卵検査薬も使っていました。
国産の検査薬を使ってたので、毎月の出費は気になりました。今は、欧米で人気の安い検査薬もあるので、それを利用すれば良いかと思います。2年経っても妊娠しなかったので、その後、1年間、通院しました。
この時期は、排卵日になると、協力的でない夫との喧嘩も多発していました。通院中は、排卵誘発剤で体調を崩したり、毎回の診察が苦痛であったり、卵管造影検査では、我慢出来ない痛みに耐えたり、辛い思い出ばかりです。通院が辛かったので、夫と話し合い、2人で楽しむ人生もありだと思い、人工授精の手前で、通院を止めました。妊活を始めてから、治療を止めるまでの3年間は、妊婦さんを見れば悲しくなり、生理が来れば泣いて過ごしたり、とてもナーバスになっていました。
通院を止めてから、半年間、週末は山登りや温泉に入るなどして、自然に触れ、平日は、バレエとベリーダンスを習い始め、のんびり楽しく過ごしていました。葉酸やマカなど、妊娠しやすくなるサプリメントの摂取も続けていました。玄米を主食にしたり、根菜類、海藻類を積極に摂るなど、食事にも気を遣っていました。ジャンクフードを控えるなど、とても健康的な生活をしていたと思います。夫が、たばこをやめ、ジョギングを始めたり、早寝早起きの健康的な生活を始めたのも、この頃です。この時期の健康的なライフスタイルは、数年経った今も続けています。
そんな風に過ごしていたら、半年後に、自然に子供を授かりました。バレエとベリーダンスの股関節や腰を使う動きが、腰回りの血流を良くして、妊娠に繋がったのかなと思います。それと、妊娠に固執せず、夫と仲良くのんびり過ごしていたのも良かったのかなと思います。
すぐに授からなかったので、娘を授かった感謝の気持ちをいつまでも忘れずに過ごせています。