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妊娠しやすい時期っていつ?それを知る方法は?

November 24, 2015
約 8 分
妊娠しやすい時期っていつ?それを知る方法は?

妊娠が成立する為には、精子と卵子が子宮の卵管膨大部で巡り会い受精する必要があります。ただ受精するだけではなく、受精卵となった精子と卵子が子宮内膜に着床しなければ妊娠が成立したとは言えません。ですが、受精卵が着床し妊娠が成立するには、何はともあれ精子と卵子が受精する必要がある事は間違いありませんよね。

ここでは妊娠しやすい時期=精子と卵子が受精しやすい時期という事で説明していきたいと思います。

排卵について知ろう!

男性の精子は毎日作り出されていますが、女性の卵子は出生時からその数が増える事はありません。年齢を重ねる毎にその数は減少するのみです。女性は毎月一回、通常一個の卵子を排卵します。この排卵された卵子が卵管膨大部で精子と結びつく事で受精が成立するのです。この卵子が排卵される日を排卵日と呼びます。つまりいくら性行為を行っても、排卵されなければ精子は卵子と結びつけないので、妊娠する事は出来ないのです。

精子と卵子が受精する為には

妊娠しやすい時期
精子の寿命はかなり個人差があり、通常は3日程度と言われていますが中には1週間以上子宮の中で生き続けるケースもあります。逆に卵子の場合は、ほとんど個人差がなくその寿命はたったの1日、実に24時間という儚い命なのです。

精子と卵子が出会う為には、卵子が排卵されて24時間以内に精子が激しい生存競争に生き残り卵子のもとに辿り着くか、卵管膨大部で卵子が排卵されるのを精子が待つ必要があります。勿論、卵管膨大部にせっかく辿り着いても排卵される前に精子の寿命が尽きてしまう事もあるのです。

このように精子と卵子が出会う為には、お互いにタイミングがかなり重要となるのですね。

妊娠しやすいのは排卵日?

上記の事から単純に考えると、排卵日の性交が一番妊娠しやすい時期のように思えるかもしれませんね。しかし、排卵日の性交渉が「一番」妊娠しやすい時期とは言えません。妊娠しやすい時期は排卵日を含め前後3日間と言われています。

ですがその中でも最も妊娠しやすい時期は、排卵日の2日前から前日だと言うことです。この最も妊娠しやすい排卵日2日前から前日に比べると排卵日の性交は、妊娠の確率が低下します。

どうして排卵日2日前から前日が最も妊娠しやすいの?

悩む女性しかし、どうして排卵日2日前から前日が最も妊娠しやすい時期なのでしょうか。それは、精子と卵子の寿命や受精可能時間に理由があります。精子も卵子もずっと受精する能力がある訳ではなく、寿命の中でも受精可能な力がある時間には限りがあるのです。射精後すぐの精子には、実は受精能力はありません。

精子は射精してから約5~6時間後から受精能力が目覚めます。そしてその受精可能な時間は約36時間。精子の寿命は約3日から1週間と言いましたが、その間ずっと受精出来る訳ではないのです。時間が経過すればする程、受精能力は低下すると考えて良いでしょう。

また卵子にも受精可能な時間があり、それは精子より短い6~8時間です。この卵子の受精可能時間を考えると、精子が卵管膨大部で卵子を待っている方が都合が良い訳です。だから排卵日より前の方が、妊娠の確率が高まるのですね。

しかし、精子にも受精可能時間がありますから排卵日の何日も前から卵子を待っていると排卵された時にはすでに受精能力が失われている可能性があります。だから排卵日の2日前から前日という結果になるのです。また排卵日当日よりも前2日間の方が妊娠しやすいのは、排卵日前の方が子宮頸管粘液が多く精子が卵管膨大部に辿り着く為のサポートをしてくれるからと言われています。

妊娠しやすい時期を知るには

妊娠しやすい時期妊娠しやすい時期は、排卵日を含めた前後3日間。そして最も妊娠しやすい時期は、排卵日の2日前から前日という事になります。ではその妊娠しやすい時期は、どのようにして知る事が出来るのでしょうか。一般的な方法として「基礎体温」「排卵検査薬」「産婦人科の受診」という3つがあります。

基礎体温から知る

妊娠するには正常に排卵が起きている女性の体温は綺麗な二層になっています。排卵日を境にして体温は低温期と高温期の二層に分かれています。排卵日前は低温期となっており、排卵日の前後から高温期へと移り変わります。そして生理が始まる頃に低温期へと戻り、もし妊娠が成立すると体温は高温を継続するという仕組みになっています。

今まで排卵日は、体温がガクッと下がる体温陥落日だと言われていました。ですが今では必ずしも体温陥落日が排卵日ではない事が分かっています。人によって排卵日は体温陥落日・最低体温日・低温日最終・高温初日のいずれかになります。

基礎体温からだけでは、自分がどのタイミングで排卵しているかどうかは判断出来ません。基礎体温を目安にして、妊娠しやすい時期を予測すると体温が最も低い日~低体温最終日まで、つまり高温期へ移行する前の時期となります。

しかし、基礎体温を正確に記録するのは非常に難しい事です。少なくとも3カ月以上の記録が必要となりますし、毎日同じ時間帯に同じ環境で体温を測定する必要があります。そういった事から、基礎体温は意味がないという意見もありますが、基礎体温を記録する事は排卵日を特定する為だけではなく、自分の体調やホルモンバランスを知る上でも役立ちますから決して無駄にはなりません。

排卵検査薬を使う

e22f2af489e4adfeb026fea5e6c6981b_m排卵検査薬は妊娠検査薬と比べると知名度が低い製品かもしれません。以前は妊娠検査薬と同様にドラッグストアで簡単に購入する事が出来ましたが、今は病院や調剤薬局でしか購入する事が出来ません。価格は、5日間~7日間分で3000円~4000円程です。

海外製の排卵検査薬がインターネット上に出回っており、日本製のものと比べるとかなり格安で販売されています。妊娠検査薬と違って、排卵検査薬は数が必要になるので安い海外製の排卵検査薬は便利なのですが、中には粗悪品がある事もありますので気をつけましょう。

排卵検査薬の使用方法は、妊娠検査薬と同じようにスティックに尿をかけるというものです。尿中に排出された排卵日が近づくと分泌される黄体ホルモン(LH)を感知する事で排卵日を特定します。LHを感知すると検査薬にラインが現れ、そのラインの本数や色の濃さのピーク時が排卵前日となります。

排卵検査薬は通常1箱5本~7本入りとなっており、予測される排卵日の3日前から陽性反応がピークになるまで使い続けるようになっています。つまり排卵検査薬はいつでも好きな日からスタートすれば良い訳ではありません。

生理周期が28日なら予測排卵日は14日頃となるので、その3日前の11日頃から使用を始めます。また生理周期が30日なら予測排卵日は15日頃なので、12日頃から使います。しかしこれは悪魔でも目安となりますから、基礎体温と併用すると排卵検査薬を無駄にせずより効果的に使う事が出来ます。それでも始めから上手に排卵検査薬を使うのは難しいでしょう。検査薬に検査した日付を書き込み、陽性反応ラインを比較し結果を記録していく事で段々と上手く使いこなせるようになります。

例外として使い捨てではない排卵検査薬も販売されています。これは唾液で排卵日を予測するものですが、あまり一般的ではありません。またデジタル排卵検査薬も販売されています。デジタル排卵検査薬といっても使い捨てになりますが、通常の排卵検査薬と違って判定に悩む事がないのがメリットです。

産婦人科を受診する

産婦人科を受診する産婦人科を受診すると、超音波検査や尿検査により医師が排卵日を予測してくれます。これをタイミング指導といいます。基礎体温や自分で排卵検査薬を使って判定するよりも、正確性は高まります。ただし、病院へ通う手間が掛かる事がデメリットだと言えます。

しかし、産婦人科では排卵日の予測だけではなく排卵が起きているか起きていないか、その他の異常などに気がつきやすいというメリットがありお勧め出来る方法です。保険がきくと3000円程度で受診が可能ですよ。場合によっては、クロミッド錠などの薬を処方される事もあります。

早めに妊娠をしたいという方、妊娠しやすい時期に性交をしてきたが妊娠をしないという場合は、一度産婦人科を受診する事を強くオススメします。

妊娠しやすい身体作りも大切

しかしいくら妊娠しやすい時期を知り、性交を行っても妊娠出来る身体作りを怠っていては中々妊娠へと結びつかない事もあります。妊娠しやすい時期を知るだけではなく、身体にも気を付けましょう。身体を冷やさないことや過度なストレスを溜めないこと、不規則な生活を続けないように気を付ける必要があります。

妊娠しやすい時期まとめ

精子と卵子が出会い受精する事から始まる妊娠。そんな受精が可能となるのは、精子と卵子が受精可能な僅かな時間だけなのです。こうした精子と卵子の特徴から、妊娠しやすい時期は排卵日を含めた前後3日の計6日間。その中でも最も妊娠しやすい期間が、排卵日2日前と前日となります。上記の期間に性交渉を持てば、妊娠(受精)する可能性が高くなるという事になるでしょう。しかし、受精しても必ずしも子宮内膜に着床するとは限りません。またいくらタイミングが良くても、受精しない場合もあるのです。一方で、一般的に妊娠しにくいと言われている時期の性交渉でも妊娠する事もあります。

排卵日や妊娠しやすい時期を予測する方法には、基礎体温や排卵検査薬、産婦人科のタイミング指導などがあります。しかし、そのどれもが100%確実な妊娠する時期が分かる訳ではありません。いくら妊娠しやすい時期に合わせて性交渉を行っても、1サイクルで妊娠出来る可能性は決して高くないのです。お互いに何の問題もない健康な男女が、妊娠しやすい時期に性交をした場合でも妊娠する確率は30%に満たないと言われています。この時期に性交すると確かに約80%の高い確率で受精に成功しますが、受精後に関しては妊娠しやすい時期に性交するだけではどうにもならない事なのです。

こうした現実をきちんと理解した上で、妊娠しやすい時期を覚えておくことは妊活をする際にきっと役立つことでしょう。