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男性不妊。乏精子病・無精子病の原因と治療法

December 1, 2015
約 7 分
男性不妊。乏精子病・無精子病の原因と治療法

通常、精子濃度は1500万個/1ml以上であればWHOの基準はクリアできますが、自然妊娠に必要な精子濃度は4000万個/1ml。基準値の3倍以上の精子がおり、運動率が高くなければ妊娠には至らないと考えられています。不妊治療は女性が原因と考えられるケースが多いですが、男性が原因となる不妊治療も多く存在するということは認識しておいたほうが良いでしょう。今回はこの病気の説明と治療法をご紹介します。

乏精子病ってどういう病気?

男性不妊乏精子病とは、精子をつくる機能に障害があり、射精された精液の中に含まれる精子の数が少ない状態。つまり、精子濃度が低い状態のことです。乏精子病のほとんどは原因がわからず 突発性造精機能障害 と呼ばれています。男性が原因となる不妊の9割以上が、この病気であるというデータもあります。

無精子病ってどういう病気?

男性不妊無精子病は、精液中に全く精子がない状態です。患者数は年々増加しており、男性の100人に1人は無精子病であるというと意見もあります。無精子病の原因は大きく分けて2つのタイプに分かれます。精子の通り道が詰まっている閉塞性無精子病と精子自体が作られていない非閉塞性無精子病です。無精子病の8割は非閉塞性無精子病で、残りの2割が閉塞性無精子病であると言われています。

非閉塞性無精子病

非閉塞性無精子病は、男性ホルモンの分泌異常や精巣の造精機能に障害があるケースですが、乏精子病と同じく原因が分からないケースがほとんどです。

閉塞性無精子症

閉塞性無精子症は、精子の通り道である精巣輸出管・精巣上体管・精管・射精管などが感染症などにより炎症を起こし、閉塞つまり詰まってしまうためにおこります。閉塞性無精子症の場合は、閉塞している部分を手術によって再建することで完全に治療することができますので、ハードルは高いですが原因がわかっている分対処もしやすい疾患です。

乏精子病と無精子病の検査方法

検査方法これらの疾患に共通するのは、精液濃度が低いことです。ですのでまず精液を検査し、精液中にどれくらい精子がいるのかを調べます。

精液中に全く精子がいない場合は無精子病を疑い、精子が少ない場合は乏精子病を疑うことになりますが、どちらにしてもより精密な検査が必要で、問診・触診・ホルモン検査などを行い、原因を特定していきます。FSH(精子に関わるホルモン)の数値が正常であれば、精子は問題なくできていると考えられますので『閉塞性無精子症』つまり精子の通り道が詰まっていることを疑います。

FSH(精子に関わるホルモン)の数値が高く、触診で痛みを感じる場合は、非閉塞性無精子病や乏精子病つまり造精機能障害を疑うという流れになります。

乏精子病と無精子病の治療法

治療法治療は、原因によって大きく2つのタイプに分かれます。精子の通り道が詰まっている閉塞性無精子病と造精機能障害があると思われる非閉塞性無精子病や乏精子病です。

閉塞性無精子病の治療はある意味単純です。詰まっている部分を手術で取り除き、再建するというものです。そのなかでも顕微鏡下精管吻合手術が最も一般的でしょう。

手術は全身麻酔で行われ、手術時間は2~3時間。入院期間は3泊4日くらいです。その後1週間はお風呂もシャワーも禁止で、飲酒も1週間禁止です。

マスターベーションによる射精は1か月後からしてよいですが、セックスは2か月間は禁止となります。どちらにしても医師の許可が下りるまでは禁止となります。ただし、仮に手術が成功したとしても精子が出現する確率は6割程度。リスクを天秤にかけて体外受精を選択する夫婦のほうが圧倒的に多いです。

非閉塞性無精子病や乏精子病など造精機能障害の治療は、手術と比べリスクは少ないですが、改善する確率も手術に比べると少ないのが実情です。ホルモン異常が原因の場合は、ホルモン注射を行うことによって精子が出現する可能性があります。これが現状では最も医学的根拠に基づいた治療法です。

漢方での治療法

漢方漢方薬など精子を作るのを助けると考えられる薬剤が使われることもありますが、その効果は半信半疑といったところです。

漢方薬は、主に強壮作用により精子の運動率を改善することを目的として処方されます。漢方医学では、生殖活動は腎の領域に分類されます。腎は腎臓のことではなく生命の誕生や成長に関与する精を蓄える場所のこと。また精も精子のことではなく、生命エネルギー自体のことを表現しています。このエネルギーを高めることは、生命力を高めることです。

まずは自分自身の生命力を高めることで、身体全体を活性化させ、結果的に精子形成・精子の運動を活発にすることを目的とした治療といったところです。これらの造精機能障害の半数の患者は、精巣内の一部では精子をちゃんと作れていることが統計的に明らかになっていますので、体外受精を進めるケースが多いです。どちらの治療も放置すれば死に至るといった生死に関わる病気ではなく、あくまでも不妊治療の一環として考えられるので、一番リスクが低い体外受精を進める意思が多いのが実情です。

体外受精を考える前にビタミンEに注目しましょう

ビタミンEビタミンEは、科学的根拠に基づいており、乏精子病や無精子病に効果があると考えられているため、乏精子病・無精子病と診断後すぐに体外受精を考えるのではなく、ビタミンEの摂取を2~3ヶ月続けてみて下さい。ビタミンEの化学名は『トコフェロール』。語源は『子供を生ませる』という意味です。精巣の機能を高め、精子の数を増やしてくれることが研究により証明されています。

ビタミンEを毎日200mgずつ投与した研究では、4~5ヶ月くらいから精子の数が増え始め、10か月後には数倍~数十倍になったという報告もあります。ビタミンEは男性だけでなく、女性にも効果的でホルモンバランスを整え、受精卵の着床率を高めてくれます。まさに夫婦で積極的に摂りたいビタミンと言えます。

他にもさまざまな働きがあり、活性酸素の増加抑制による老化防止・生活習慣病予防。抗ストレスホルモンであるコルチゾールの産生。血行促進など現代人には必須のビタミンと言えるでしょう。ただしビタミンEは、身体に残りやすい脂溶性ビタミンなので、サプリメントを使う場合は過剰摂取に注意が必要です。脂溶性ビタミンとは、ビタミンA・D・Eなど油に溶けやすいビタミンで、過剰に摂取すると細胞の中に残り、過剰症と呼ばれる副作用の原因となります。

ビタミンEならなんでもよいというわけではない

ストップビタミンBなどは、逆に水に溶けやすいので水溶性ビタミンと呼ばれ、過剰に摂取したとしても体に吸収されず、尿と一緒に排泄されてしまうので過剰症の心配はありません。しかしビタミンEは過剰摂取すると副作用がおこります。代表的なものは骨粗しょう症・筋力低下・疲労感・吐き気などの症状があらわれます。このことから過剰摂取を避けるためにもバランスよく摂取できる、乏精子病・無精子病専用のサプリメントをお勧めします。

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有効成分:
①ミネラル
精子の量や運動量に影響します。
②コエンザイムQ10
精子中の抗酸化力を高めます。
③ソイポリア
造精機能障害を回復する効果があります。

マイシードは、男性不妊に注目し改善するサプリメントです。不妊と聞くと女性のイメージがありますが、不妊の原因の30%は男性に原因があります。なかなか妊娠しないのは、男性に原因があるかもしれません。妊活は二人で行うものです。モニター効果は評判が高いサプリメントですので、病院へ相談する前に一度試してみてはいかがでしょうか。

男性不妊まとめ

  • 乏精子病は、精子をつくる機能に障害があり、射精された精液の中に含まれる精子の数が少ない状態
  • 無精子病は、精液中に全く精子がない状態です。患者数は年々増加しており、男性の100人に1人は無精子病
  • 精子の通り道が詰まっている『閉塞性無精子病』は手術による治療が必要
  • 造精機能障害があると思われる『非閉塞性無精子病』や『乏精子病』は、ホルモン・ビタミン剤・漢方による治療が行われる
  • ビタミンEだけが、科学的根拠に基づいており、乏精子病や無精子病に効果がある
  • 造精機能障害患者は、精巣内の一部では精子をちゃんと作れており、体外受精を進めるケースが多い

自分たちに最もよい治療法をゆっくりと話し合って決めること。それが何よりも重要になる病気だと思います。