ママスタイル

妊活から出産、育児まで個別サポート-ママスタイル

高位破水の症状と4つの原因、対策法を知っておこう

December 16, 2015
約 9 分
高位破水の症状と4つの原因、対策法を知っておこう

妊娠中はいろいろ不安になることも多いと思います。特に初めての妊娠の時は、不安なことが多いのではないでしょうか。早く赤ちゃんに会いたい楽しみな気持ちと無事に産まれてきてくれるかな?というドキドキした気持ちが入り混じっていますよね。

陣痛に関する不安を持っているママも多いですが、陣痛のときに起こることがある破水について心配しているママも多いようです。妊娠生活と同じように破水も人によって違うのですが、「陣痛の前に破水がきたらどうしよう?」「破水に気付かなかったらどうしよう…」と不安になっている人のため、今回は破水の中でも特に分かりにくいと言われている「高位破水」について詳しく紹介したいと思います。

高位破水とは?

高位破水とは?
そもそも高位破水とはどのような破水なのでしょうか?簡単に言うと、高位破水とは子宮口から遠い位置で卵膜が破れる症状のことを言います。

通常の破水は子宮口に近い場所で破れるで勢いよく大量に羊水が出てくるのですが、何かの拍子で子宮口から遠い場所が破れるのが子高位破水です。

子宮口から遠い位置で破れるために、通常の破水よりも量が少なく破水したことに気付かない人が多いというのが特徴です。しかし、破水から始まる出産であっても冷静に対処すれば大丈夫ですので、慌てることのないように高位破水についての症状や対策などを事前に知っておくようにしましょう。

高位破水の症状と原因

高位破水の症状と原因
通常の破水の場合は、ドバッと大量に出るので、すぐに分かるのですが、高位破水は先ほどもいったように子宮口から遠い位置で卵膜が破れるので、羊水が出るスピードが遅くて破水していることに気付かないということもあります。

ドバッと出るのではなくて、羊水がチョロチョロと出ます。高位破水の症状は、尿漏れやおりものが出ているのと似ていて区別がつきにくいので、破水に気付かないというママが多いのです。出血や痛みなどの症状も起きにくいのですが、破水している事に気づかないままで居ると破れてしまった卵膜から雑菌が入り込んで赤ちゃんが感染症を起こしてしまう危険があります。

破水してしまった場合、お風呂やシャワーはいけない理由はこのためなのですが、高位破水に気付かないままでいると、いつも通りお風呂に入ってしまう可能性がありますので、チョロチョロと何か出ているような感じや少し変だな…と思う症状があった場合、迷わずにすぐに病院に連絡するようにしてください。

病院に行って破水でなかったとしても先生や助産師さんはそんなことには慣れていますし何も問題ありません。破水を放置しておくことの方が危険ですので、病院に気を遣ったりせずにすぐに連絡するようにしてくださいね。

では、高位破水は何が原因で起こるのか…気になりますよね。高位破水の原因は実ははっきりとは分かっていません。原因になるとされている要因はいろいろとありますので以下に紹介します。

お腹に力を入れる

お腹に力を入れることは高位破水の原因の1つとして考えられています。重たい荷物を持ち上げるなどの動作は急にお腹に力を入れることになりますので、やめるようにしてください。

妊娠初期の頃というのは、安定期になるまで重い物を持ったりしてはいけないと良く言いますが、これは重たい物を持ち上げることによって必要以上にお腹に力を入れることが高位破水の原因になることが考えられるからです。妊娠後期に入っても重たいものは出来るだけ持たないようにしましょう。

性交渉

妊娠後期になれば性交渉をすることも可能ですが、性交渉が高位破水の原因にならないと言い切ることは出来ません。性交渉を行うときは深い挿入は避けるようにして、子宮に強い刺激を与えないようにしてください。

感染症を引き起こしてしまうと赤ちゃんが苦しむことになってしまうので、コンドームを使用することも忘れないようにしてくださいね。カンジダ症になりやすい人は、感染症になっていないかチェックしておくことをおすすめします。

喫煙

喫煙は百害あって一利なしです。妊娠前はタバコを吸っていてヘビースモーカーだったという場合、なかなか辞めるのは大変だと思います。我慢しすぎてストレスになるくらいなら吸ったほうがいいと言う医師もいますが、赤ちゃんへの影響などを考えれば吸わない方が良いに決まっています。

妊娠中の喫煙は高位破水の原因にもなると言われています。それだけでなく、出産後赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるとも言われています。ですから、赤ちゃんのためと妊娠したらタバコはやめるよう心がけましょう。

高齢出産

高齢での出産も高位破水になりやすいと言われています。ですが、必ずしもそうなるとは限りません。リスクは高まりますが、生活習慣などに注意することによってリスクを少なくすることも出来ますので、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。

以上が高位破水の原因とされている行為です。必ず原因になると分かっているわけではありませんが、いずれも妊娠中には気をつけなければならない行動ですので、高位破水を防ぐためだけでなく、快適なマタニティライフを過ごすためにも注意してくださいね。

気をつけても高位破水することはある

気をつけても高位破水することはある
高位破水がどのようなものかはわかったし、原因もある程度わかったけれど、気をつけていても高位破水になる可能性はあります。

通常であれば出産する流れは以下の通りです。
1、おしるしがくる
2、陣痛が起こる
3、子宮口が全開した後に破水して赤ちゃんが産まれる

そのうち先に破水してしまうケースは全体の5~15%ほどだと言われています。割合として見ると少ないのですが、意外と破水から始まって出産したというママは多いのです。中でも高位破水は通常の破水に比べて気付きにくいのですが、高位破水すると羊水が少しずつ出るので、気付かずに生活を続けてしまうことも少なくないのですが、放っておくと赤ちゃんが感染症にかかる危険性があります。

では、もし実際に高位破水してしまったらどうすれば良いのでしょうか。

高位破水してしまったら?

バシャっと大量の羊水が出ない高位破水は尿漏れやおりものと勘違いしてしまうこともありますが、高位破水と尿漏れにはいくつか違いがあります。

・安静にしていてもチョロチョロと少量ずつ出てくる
・尿のアンモニア臭がせずに臭いがしない(生臭い場合などもあります)
・自分の意思で止めることが出来ない
・水っぽくてサラサラしている

以上のように高位破水特有のチェックポイントがありますので、「あれ?もしかして…」と思ったらチェックしてみてください。そして、少しでもおかしいと思ったらかかりつけの産婦人科に電話するようにしましょう。違うかもと思っても自分で破水ではないと勝手に決め付けるのは危険です。

破水かもしれないと思ったら迷わずに病院に電話して指示してもらうようにしてください。大切なのは、早期発見をすることです。少しでも変わったことがあればすぐに病院を受診して確認してもらうようにしましょう。症状が出たらお風呂やシャワーは絶対にやめましょう。通常の破水でもそうですが、高位破水の場合でも母子ともに細菌感染しやすい状態になっていますので、いくら濡れてしまって気持ち悪くてもお風呂やシャワーは絶対にダメです。清潔な下着に着替えてからナプキンやタオルをあてて慌てずに病院に行くようにしてください。

高位破水しても落ち着いて行動を

高位破水しても落ち着いて行動を
破水すると焦ってしまうかもししれませんが、赤ちゃんが正常な胎位であれば頭が羊水が流れ出るのを防いでくれているので、感染症にだけ注意するようにしていれば救急車ではなく、車やタクシーで病院に向かって問題ありません。慌てずに落ち着いて対処するようにしましょう。

ただ、高位破水だけでなく出血がある場合、陣痛の間隔が5分ぐらいになってしまっているというような場合、赤ちゃんが逆子で出てきやすくなってしまっていて、周りに誰も助けてくれる人が居ないというような場合は救急車を呼ぶようにしてください。

緊急をようするような場合、タクシーだと断られることがあるとも言いますし、付添いの人が居ないのに赤ちゃんが出てきてしまったり痛みで動けなくなってしまっては大変です。出産は命に関わることですので、救急車を呼ぶことが妥当であることも少なくありません。緊急を要する場合は躊躇せずに呼ぶようにしてくださいね。

事前準備はしっかりと

事前準備はしっかりと

通常の破水のようにバシャっとたくさんの量が出ない高位破水であっても破水してしまうと慌ててしまうママは多いです。慌てないようにするためにも破水してしまったときに備えて事前に準備しておくことが大切です。

破水が陣痛より先に起こるということは珍しいことではありません。「自分は大丈夫」と思っていてもどうなるか分かりませんので、慌てることのないようにきちんと準備しておくようにしましょう。破水が起こった時すぐに病院に電話出来るように携帯は常に持ち歩くようにして、破水が起こったときの移動手段なども事前に決めておくようにしましょう。

出産するときの入院に必要なものも前もって準備しておくようにしてください。寝ているときに破水してしまうこともありますので、妊娠後期になったら夜用ナプキンや防水シーツで備えておくと安心です。破水は必ず自宅にいるときに起こるとは限りません。外出先で破水する可能性もありますので、そうなったときでも困ることがないように、大きめのナプキンやタオルを持ち歩くようにして、病院にいつでも行くことが出来るように診察券や保険証、母子手帳などは常にバッグの中に入れて持ち歩くようにしてください。

最後に

高位破水をしたことが赤ちゃんの生命に直接関わるということはありません。陣痛から始まったお産でも出産するまでの間に破水は起こります。ただ、破水をしてしまうことで感染症にかかる危険が発生することが問題なのです。ですから、高位破水が起こっても37週を過ぎている場合は、感染予防をした上で、出来るだけ妊娠を継続するという処置をすることも多いです。

赤ちゃんがすでに大きくなっていて、お腹にいることによって弱る可能性がある場合は、そのまま出産ということになる可能性もありますが、処置をきちんと受ければ医師や助産師さんも精一杯力をかしてくれますので、気持ちを落ち着けて陣痛を迎えるようにしましょう。

心配し過ぎる必要はありませんが、高位破水などの破水が起こるかもしれないと事前に思っておくことで事前に心構えや準備をすることが出来るので、落ち着いて対処することが出来るようになります。上記のことに気をつけて高位破水が起こっても焦らずに出産を迎えてくださいね。