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不妊治療の辛さと希望

January 9, 2016
約 3 分
不妊治療の辛さと希望

執筆者 桃花さん

私は現在、不妊治療をしている20代の主婦です。結婚するまで不妊治療なんて他人事でしかなく、まさか自分が経験することになるとは夢にも思いませんでした。

私たち夫婦は、不妊の原因は不明です。はっきりした原因がわかれば治療もしやすいのですが、今はただ不安を抱えながら通院している状態です。私の体に問題があるのかも、夫の状態が良くないのかもと悪い想像ばかりしてしまい、気持ちが落ち込んでしまうことがあります。

また、排卵のために打つ注射の回数が多く、仕事と通院の両立が思うようにできませんでした。職場の理解を得られず、休みがちになる私に心ない言葉を投げつける同僚もいました。私自身も好きで続けていた仕事でしたが、これ以上職場に迷惑はかけられないと思い退職しました。仕事を退職し治療に専念することを選択しましたが、結果がまだ出ていないためこれで良かったのかと後悔することがあります。

周囲は年齢的に出産ラッシュ。同時期に結婚した友人は2人目、3人目と出産しているため、焦ってしまう気持ちや嫉妬の気持ちが抑えきれなくなり、泣いてしまうこともあります。治療を続けても、結果は出ないし終わりも見えない状態。私はこのまま親になることなく一生を終えるのかと考えると、とても寂しい気持ちになります。治療をしていく中で一番辛いのがこの精神的な浮き沈みで、自分自身を責める気持ちになったり、夫に当たってしまう自分がとても嫌になります。

でも、悪いことばかり考えていても仕方がないと、最近気持ちを切り替えることができました。それは、夫から言われた一言がきっかけでした。「苦労した分、生まれてきた子を大切思う気持ちが強くなる。今、こうして辛い思いをたくさんするのは、赤ちゃんを迎えるためにする準備の一部だと思えば辛くなくなる」という夫の考え方を知り、私も辛い治療を頑張ろうと思うことができました。

不妊治療は、身体的にも精神的にも辛いことはあります。でも、その分夫婦の絆は強くなり、前向きに人生を歩んでいこうと思えるきっかけをくれることもあります。辛いこともありますが、明るい気持ちで取り組むことも大切なのではないかと思います。