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働くママ・働きたいママなら必須!保活について知っておこう

February 24, 2016
約 8 分
働くママ・働きたいママなら必須!保活について知っておこう

就活、婚活に続いて保活という言葉がある事をご存知ですか?保活というのは保育所探しの為の活動の事なんです。

今まで待機児童の数は少しずつ減少傾向にあったのですが、2015年には5年ぶりに待機児童数が増加してしまいました。

待機児童というのは、条件を満たし入所申請をしているにも関わらず、認可型の保育施設に入園する事の出来ない児童の事です。

この待機児童数は地域によってかなり差があるため、中にはそんなに苦労しなくても入園する事が出来たという人もいるかもしれません。しかし、待機児童数は減少傾向にあると言われていた近年でも、都市部では深刻な状況が続いていました。そのため、こうした待機児童数の多い都市部での保活は、特に壮絶極まりないものになっているのです。

これから結婚妊娠を控えている女性、また現在妊娠中の女性や復職を考えているママは、現在の保活の実態や保育園を決めるまでの過程・ポイントについての知識を絶対に身につけておくべきです。

どうして認可保育園が人気なの?

保活をしている人のほとんどが、子供は認可保育園に入れたいと考えています。何故、認可保育園はそんなにも人気なのでしょうか?

認可保育園が人気の理由は、やはり第一に保育料の安さにあります。続いてが、国から認可されているという安心と信頼性です。
ここで、認可保育園についてもう少し詳しく触れてみましょう。

認可保育園

施設の広さや職員数、防災・衛生管理などについて国が定めた認可基準を満たしていると各自治体から認められた施設のことです。

認可保育園にも公立と私立があり、前者は市町村が設置運営をしており後者は社会福祉法人やNPOが設置運営をしています。

どちらもきちんと国の基準を満たしており、公立・私立だからといって入園料や手続きの方法に大きな違いはありません。

大きな違いといえば、公立保育園の保育士は公務員である事や私立保育園の方が園ごとの特色が出やすいという点です。

両者とも運営費が国や自治体から出るために保育料が安くなっているんですね。また、様々な基準を満たしている施設だからこそ、保護者にとっては安心感が高いのでしょう。

認可保育園への申し込みはどこにする?

公立・私立の認可保育園ともに申し込みは直接市区町村役場へ赴いて行います。必要な書類は、自治体によって異なり種類も多いので注意してください。

保育園であっても入園式は幼稚園と同じように4月に行われますが、どこの家庭も丁度4月に合わせて働き出せる訳ではありません。

ですから、認可保育園ではひと月に1度選考が行われているので年途中からでも入園する事は可能です。ただ、申し込みが締め切り期日に間に合わなければ希望した月に入園する事は出来ませんから、かならず期日を自治体か保育園に問い合わせましょう。

4月が一番入園しやすいって本当?

4月は卒園や進級の時期であり、更に保護者の仕事でも異動などがあるケースがある為に、定員枠が一番多くなるのがこの月なのです。ですから、確かに年の途中よりも4月の入園を狙った保活が一番成功率が高いでしょう。

0歳児が一番入園しやすいって本当?

0歳児が他の年齢よりも、一番保育園へ入園しやすいというのは本当です。が、これは4月に入園する場合です。他の年齢は4月になると下から上に持ち上がりますが0歳児の場合、4月は全員新規募集となるので一番定員数が多いのです。

また、子供が1歳になってから働き始めようと考える女性が多いため、意外と0歳時クラスは空きがあるケースも多いのです。
結論からいうと、基本的に0歳の4月が一番入園しやすいと言えるでしょう。

4月入園を狙うならいつから保活するべき?

4月の入園を希望するなら、何月から保活を行うべきでしょうか?認可保育園の受付期間は、自治体によって異なりますが、11月から12月が多くなっています。そのため、出来ることなら夏頃から保活を行うべきでしょう。

この時、ひとつの保育園だけを希望するのではなく、複数の園をピックアップしておかなくてはいけません。自宅から近い、職場から近い保育園を希望したいのはやまやまですが、入園許可が降りなかった場合を考えて妥協しなければいけないケースもあるのです。
そういった現実もしっかりと見つめつつ保育園選びをしなければいけないのです。

認可保育園の選考基準は?

定員以上の申し込みがあった場合、保育園では利用調整を行って入園者を決定します。保育園では、試験であったり早いもの順で入園が決まる訳ではありません。

保育が必要な順に優先的に入園出来るようになっており、利用調整基準に照らし合わせて点数が加算されます。点数が多い程、優先的に入園する事が出来るようになっており、何故保育が必要なのか保護者の状況や世帯状況によりそれぞれ点数が決まっています。

例えば勤務日数が多く1日の労働時間も長いほど点数が高くなり、短時間のパートなどだと加算点数が低くなります。
また、一人親世帯だと調整指数は高くなっています。

入園決定までの流れ

①役所に申請書類を提出し、保育の必要性があるかどうかの認定を受ける。

②希望する認可保育園に入園の申込みを行う。

③利用調整による入園選考が行われる

④選考結果が通達される

⑤入園説明会などが行われる

②の申込み時には、第一希望だけでなく複数の希望を明記しておく事が大切です。

認可保育園以外の保育施設も

競争の激しい地域では、認可保育園へ入れないことがあります。しかし、そうはいっても働かなればいけない状況の人もいるでしょう。

そんな時には、認可以外の保育施設に預けるという選択肢も考えなくてはいけません。

【認可外保育園】

認可外保育園とは、無認可保育園といった言い方をする事もあります。認可保育園と違って、国の定めた基準を何らかの理由で満たす事が出来ず地方自治体からの許可が下りなかった施設のことです。

例えば、施設の広さが足りない事などが認可のおりない理由となります。民間の運営で何の補助も受けていない認可外保育園の場合は、保育料がかなり割高になってしまいます。認可外保育園の場合、申込みは直接園に行うことになります。定員数が不足している場合は、保育の必要条件を満たしていなくても入園出来る事があります。

認証保育園

認証保育園とは、圧倒的に現在の認可保育園の数だけでは待機児童の保育を補う事の出来ない東京都が、独自に設けた制度です。

国からの認定は受けていませんが、東京都独自の審査基準を満たした施設が認証保育園として認められます。

認定子供園

幼稚園の教育と保育園の保育を一体実施する施設。

幼保連型・幼稚園型・保育所型などがあり、幼保連型は幼稚園と認可保育園が合体したカタチになっています。基準を満たすことで、都道府県などから認定を受けている施設です。まだ、数は少なめですがこれからこうした認定子供園は増えていくのではないのでしょうか。

幼稚園の預かり保育を利用

幼稚園に入れる年齢の子供の場合は、幼稚園に入園し時間外の預かり保育を別途利用料金を支払う事で利用するという方法もあります。土曜日や夏休み・冬休みといった幼稚園が休みの日も預かり保育を利用する事が可能です。

保育ママ

3歳未満の乳幼児を対象にして、保育ママと呼ばれる保育者の自宅で家庭保育を行う。保育ママひとりでみる事の出来る乳幼児の数は3人まで、補助をつける事で最大5人までの保育を行うことが出来ます。

保育ママになるには、保育士資格や看護士資格を所有しているか、市区町村で一定の研修を受けて正式に認定される必要があります。そのため、安心して預ける事が出来るのです。

ベビーシッター

ベビーシッターといっても、赤ちゃんのみを対象としている訳ではありません。自宅にきてもらい、子供のお世話をお願いする場合と、シッターの自宅で世話をして貰うというケースがあります。

我が子のみに時間をさいて貰う事が出来る一方で、資格が必要ないため、中には全く子育て経験もない保育の素人がシッターとして働いている事もあり、質の個人差が大きいのが難点です。

こうした認可保育園以外の施設を一定期間以上利用する事により、利用調査のプラス加点となります。そのため、こうした施設を利用することは認可保育園に入る為にはプラスとなるのです。

子供・子育て支援新制度がスタート

2015年の4月から子供・子育て支援新制度がスタートしました。この制度は、認可保育施設の種類を増やす事で待機児童問題の解決を狙った政策です。

しかし、定員が増えたものの需要も増加した為、その効果は目に見えたものではありませんでした。まだまだ地域によっては、厳しい保活が続く事になると予想出来ます。

まとめ

保活は、働くママ・働きたいと考えるママにとって必須の活動です。
いくら働き口があっても、子供を保育してもらえる場所がなければ仕事をする事は出来ません。子供の祖父母と同居する家庭も少なく、またその祖父母も働いている事が多いため家族内で協力して子供を保育する事が難しいのが現状です。

保活のために、待機児童の少ない地域に家族で生活の場を移すといった大掛かりな行動を起こしている家庭も少なくないのです。

自分の復職時期に合わせて、保育園に入れるためには逆算して保活を行う必要があります。年々保活をスタートさせる時期が早くなっており、妊娠中からすでに保活を始める女性も多いのです。

特に待機児童の多い地区での保活は非常に熾烈化しており、精神的にも体力的にも追い詰められる方もいます。

また、保活をする時には認可保育園だけではなく、万が一のためにそれ以外の選択肢について考えておく事も大切です。

認可外保育園は勿論のこと、保育ママやベビーシッターを一時的に利用する事も考えてみたほうが良いケースもあるでしょう。

新制度がスタートしてまだ日が浅いですが、こうした制度が本当に保活を行う女性と子供の助けとなる日がくると良いですね。