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妊活の第一歩は風疹の予防接種から

September 18, 2015
約 4 分
妊活の第一歩は風疹の予防接種から

妊活の第一歩は風疹の予防接種から
妊娠初期に検査される項目の一つに風疹抗体価検査という血液の検査があります。
これは妊娠中、とりわけ妊娠20週頃までの女性が風疹ウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんにも感染してしまい、「耳が聞こえにくい」、「目が見えにくい」、「生まれつき心臓に病気がある」、「精神や身体の発達が遅い」などの先天性風疹症候群という障害を持って赤ちゃんが生まれてくる可能性があるからです。

風疹予防には予防接種が一番

風疹ウイルスに感染しない為には予防接種を受けることが最も重要な予防方法です。
風疹だけの単独ワクチンもありますが、大人は麻疹(はしか)の抗体が少ない人も多いので、国や専門家は混合ワクチンの接種を勧めています。
(妊娠中に麻疹にかかると流産や早産のリスクが高くなります)

お母さんだけじゃない風疹予防

赤ちゃんの先天性風しん症候群の発生を防ぐには、お母さんが妊娠前に風疹にかからないように予防接種を受けて予防することが最も重要ですが、お母さんに風疹をうつさないように周囲にいる夫や家族なども一緒に予防接種を受けて予防を徹底することも大事です。前回の風疹が大流行した時は、患者の8割近くが20代から40代の男性でした。旦那さんが風疹にかかり、それが奥さんにうつってしまい、更にお腹の赤ちゃんにうつり、赤ちゃんが障害を持って生まれてきてしまう。そんな実例があるのです。

風疹抗体本当に持ってる?

風疹にかかったことがあるという人で、実際にかかったのは実は別の病気で風疹の免疫がない人も多いです。予防接種を受けたことがある人も、抗体は時間がたつと徐々に低くなるので十分でない人も多いです。またワクチンを接種しても抗体ができにくいタイプの人もいます。予防接種は1回の接種で95%、2回の接種を行うことで99%以上の人が抗体を付けられるとしているので、より確実な2回が勧められています。
もし以前に風疹にかかっていたとしても、再度予防接種を受けることで特別な副反応が起ることはありません。過去に風疹の予防接種を受けていても、再度予防接種を行うと風疹に対する免疫をさらに強化する効果が期待されることもあるのでより安心です。
予防接種を受けることが確実な予防方法ですが、抗体検査を受けて、免疫があるかどうかを調べ医師と相談の上で検討することもできます。

なぜ妊活の第一歩なのか

風疹抗体価検査は妊娠初期に検査される項目の一つではありますが、もしもその検査で抗体が不十分だと判明しても妊娠中の女性は予防接種を受ける事はできないので、風疹に感染しないように人混みを避けるなどの限られた対処法しかできることがありません。
なので、妊娠する前に予防接種を済ませておく必要があるのです。そして、赤ちゃんへの影響を避ける為に摂取後2カ月程度は避妊期間が必要とされています。
風疹は数年周期で大流行を繰り返していて、その感染力はインフルエンザの数倍と言われています。妊娠したその時に不安に襲われない為にも、妊娠を希望するなら、まず第一に予防接種を検討しましょう。

風しん抗体検査助成事業について

現在、多くの自治体では先天性風しん症候群の予防のために、主として妊娠を希望する女性を対象に、風しんの抗体検査(免疫の状態を調べるための血液検査)を無料で実施しています。特に、これから妊娠を希望する女性の方で、予防接種を受けているか不明な方、風しんにかかったことが確実でない方は、ぜひこの機会に風しんの抗体検査をご検討ください。
また、抗体検査の結果に応じて、医師と相談の上、風しんワクチン(風しん単独または風しん麻しん混合ワクチン)の接種をご検討ください。
※風しんの抗体検査の実施状況については、自治体によって異なりますので、抗体検査を希望される方はお住まいの地域の保健所までご相談ください。
お住まいの地域の保健所の連絡先はこちらから検索できます。

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