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妊活中から葉酸で妊娠準備を始めよう

September 22, 2015
約 6 分
妊活中から葉酸で妊娠準備を始めよう

妊娠を考えている女性は葉酸の摂取に気をつけましょう。葉酸はDNAの合成に必要な栄養素で、細胞分裂を活発に行う胎児は多くの葉酸を必要としています。不足すると胎児の神経管閉鎖障害などのリスクが高まりますが、葉酸をしっかり摂取することで健康な赤ちゃんを産むことができます。

葉酸はビタミンの一種で血をつくるビタミンとも言われています。妊婦さんに必要な栄養素ということは広く知られていますが、実は妊婦さんだけではなく妊活中の女性にも男性にも、芽生えたばかりの新しい命にとっても、嬉しい効果が沢山ある妊活の強い味方でもあるのです。今回は妊活と葉酸に注目してみたいと思います。

妊娠希望の男女に嬉しい理由

夫婦葉酸の嬉しい作用として、細胞分裂を活性化させる作用が有名です。この細胞分裂を活性化させる作用が実は卵子や精子にまで働くと言われているのです。細胞分裂がきちんと行われた健全な卵子と精子の受精率はおのずと高まるでしょう。そしてその受精卵も強いので流産も起こりにくくなります。また細胞分裂不足で起きる可能性がある染色体異常によるダウン症を防ぐ効果も期待できます。

受精卵に嬉しい理由

受精に成功した精子と卵子からなる受精卵は、今度は着床をして子宮に根付かなければなりません。この時にも葉酸は嬉しい働きをしてくれます。お母さんがとった葉酸が子宮内膜の細胞分裂を活性化させてくれるので、受精卵の受け皿は厚くフカフカに強化され受精卵が流れにくいようになります。そして更に葉酸の嬉しい作用のもう一つ、血を作るビタミンとも言われる要因の造血作用が子宮内膜の血流を良好な状態にしてくれ着床後の受精卵が育ちやすい環境を作ってくれるのです。

芽生えた命に嬉しい理由

赤ちゃん精子と卵子が受精卵になり、子宮内膜にしっかり着床し育つとついに胎児になります。最近では着床時点から胎児と呼ばれたりしていますが、手も足も形成していないまだ胎芽と呼ばれる方がしっくりくるような芽生えたばかりの新しい命にも、葉酸はとっても大事な働きをしてくれます。この時期の胎児はめまぐるしい勢いで細胞分裂を繰り返しています。この細胞分裂が盛んな妊娠超初期にこそもっとも葉酸が必要といっても過言ではありません。

妊娠前から葉酸が必要な理由

妊活中上記の様な理由から妊娠前からの葉酸が重要な事がお分かり頂いたでしょうか。これは妊娠超初期までの出来事です。妊娠検査薬が反応するのが生理予定日後の妊娠4週当たりからなので、まだ妊娠したことに確信はない時期、分からない時期の出来事です。ですので、妊娠が分かってからではなく、妊娠を希望した時から意識的に葉酸を摂る事が大切になってくるのです。良い精子と卵子を作り受精率をアップ、しっかりと子宮内膜を育てて着床力をアップ、胎児の健やかな成長を促し妊娠を確実な物へ。葉酸は妊活には欠かせない成分なのです。そして妊娠後も飲み続ける事で、赤ちゃんを健康的にすくすくと育てる手助けをしてくれます。

妊娠に関係なくても大切な葉酸

妊娠成立後のお父さんにだって葉酸は嬉しい効果はあります。疲労回復効果や精神安定効果、動脈硬化の予防など色々体に嬉しい効果があると言われていて、誰にでも嬉しい必須栄養素なのです。

葉酸の性質

葉酸は水溶性で水に溶け出しやすく光にも弱いです。加熱にも弱く流失してしまうので野菜や果物から摂取する場合はなるべく生の状態が良いでしょう。スープや煮込みの場合は、煮汁に溶け出した葉酸も一緒に摂ると良いそうです。下ゆでが必要な野菜は、下ゆで後に葉酸は半分の量になっている可能性が高いです。そしてビタミンB12と一緒に摂るのが良いです。ビタミンB12は肉類、魚類、貝類、乳製品などの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほぼ含まれていません。

食べ物に含まれる葉酸の目安

葉酸 目安枝豆(80g) 141μg(0.14mg)
ホウレンソウ(2株 60g) 126μg(0.13mg)
アスパラガス(3本) 114μg(0.11mg)
ブロッコリー(2房) 105μg(0.1mg)
サラダ菜(2枚40g)28μg(0.03mg)
納豆 (中1パック、50g) 60μg(0.06mg)
きな粉 (大さじ1杯7g)18μg(0.018mg)
いちご(中5粒)68μg(0.07mg)
成人1日の必要摂取量200μg(妊婦400μg)

葉酸サプリ

葉酸は水溶性で水に溶けやすく摂取するのも大変ですが、水溶性だから体内に蓄積される訳でもなく尿と一緒に排出されていくので、毎日の摂取が必要になります。毎日効率的に摂るには葉酸サプリを利用するのもよいでしょう。

葉酸は意識的に摂取しましょう

葉酸摂取ポイント葉酸摂取に気をつけなければならないのは妊娠4~12週目です。この時期はお腹のふくらみが目立たないため妊娠に気がつかないことがあります。妊娠に気がつかず葉酸をしっかり摂取できないで妊娠4~12週目を過ぎてしまうと、胎児の先天性異常のリスクが高まります。12週目を過ぎてから葉酸を摂取しても遅いです。そのため、妊娠前から葉酸を摂取するのがおすすめです。

妊娠1か月前から妊娠12週目まで毎日葉酸400μgを摂取してもらったところ、胎児の神経管閉鎖障害のリスクが70%低下したという報告があります。厚生労働省では妊娠の可能性がある女性は、通常の食事からの葉酸に加えて、栄養補助食品で1日に葉酸を400μg摂取するように勧めています。

葉酸はラテン語の葉を意味する言葉から名づけられた通り、ほうれん草などの葉物野菜に多く含まれています。色が濃い野菜に多く、ほうれん草、モロヘイヤ、明日葉、ブロッコリーなどに豊富に含まれています。野菜以外ではうなぎ、アボカド、納豆、卵黄などに多く含まれています。

葉酸は水に溶けやすく熱に弱いため、調理で多くが失われてしまいます。加熱するときはサッと済ませる、電子レンジで調理する、汁ごと摂れるスープにするなど工夫すると葉酸を摂りやすいです。納豆やアボカドは調理せずに食べられるので損失がありません。

胎児への影響を心配して葉酸サプリメントを飲むことに抵抗を感じる女性もいると思います。しかし、葉酸は調理で失われやすく体内にため込むことができないので、サプリメントから摂取するのがおすすめです。安全に配慮したサプリメントなら胎児への影響は心配されません。

葉酸には天然と合成があり、天然の方が体が利用しやすいです。農薬や化学肥料を使用した原料から作られたものは心配ですが、天然の場合はオーガニック原料が安心できます。添加物は体が未熟な胎児にどのような影響を与えるかわからないので、無添加のものを選びましょう。成分表をよく確認して購入してください。

妊娠中はつわりがひどくてサプリメントも飲めないことがありますが、粒が小さいものだとつわりのときも飲みやすいです。葉酸は水溶性ビタミンなので過剰に摂取しても排泄されます。今のところ過剰症の報告はされていません。

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