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一歳までの赤ちゃん行事

September 25, 2015
約 4 分
一歳までの赤ちゃん行事

赤ちゃんが生まれてから一歳を迎えるまでに、日本ではいくつかの伝統的な行事があります。最近は形式的な行事はやらない家庭が増えいているようですが、皆さんはどうされますか?

お七夜(おしちや)

赤ちゃんが生まれて七日目に行う、出産が終わり赤ちゃんが無事に誕生したことを祝う行事です。命名書を書き、手形足型をとったり祝膳などを食べてお祝いします。昔は赤ちゃんが誕生後に亡くなってしまうことが多かった為に七日を無事迎えられた事をお祝いしていました。現在は簡素化し半数以上がしなかったとのデータもありますが、メモリアルセットとして命名書と足型や手形をとる色紙や石膏がセットになった物が赤ちゃん用品店やネットでたくさん販売されていて、とてもかわいいです。お七夜に行えば赤ちゃんの記念にちょうど良いかもしれません。

お宮参り(おみやまいり)

諸説色々ありますが、初宮参りとも言われ、神様に赤ちゃんの誕生を報告、感謝し、無病息災を祈願する為に神社へお参りに訪れるという行事です。昔はその土地の守り神である氏神様の元へお参りをし氏入りの様な意味合いもありましたが、現在はどこの神社でも構わないとされていて、水天宮へお参りする人も多いです。期間は一般的に男児は生後31~32日目、女児は生後32~33日目と言われていますが、母子の体調を最優先し、都合の良い日程を組むのが主流となっています。神社に参拝しお祓いをしてもらうのが一般的で八割程度の方がこの方法をとるようです。慣わしでは父方の祖母が赤ちゃんを抱いて行うことになっていますが、現在は夫婦だけ、両家の両親と共になど様々です。服装もきっちり和装で行う場合もありますが、ベビードレスで行ったり、はたまた普段着でラフに済ませたりと家庭ごとに様々です。人気は赤ちゃんにベビードレスやレンタルの祝い着、付添人はスーツやワンピースなどの正装で行う形式のようです。両家が絡んでくる行事でもあるのでお宮参りに対する温度差でトラブルになることも。こちらも昔は産後に亡くなる赤ちゃんが多かった為に広まった行事でもあります。赤ちゃんの成長に感謝して祝い祈祷する気持ちがあれば形式はどうあれトラブルになるよりは良いと思います。

お食い初め(おくいぞめ)

生後100日程度で行う、赤ちゃんが100日まで元気に育ってくれたお祝いと、この先一生食べ物に困らないようにと願いを込めて、食べ物を口にちょこんと付け食べるマネをする儀式です。慣わしでは、食器は白木の三方、土器の椀皿、柳の白木箸を使うとされますが、こちらを使用する家庭は2割程度の様子。離乳食用に使える新しいベビー食器セットなどで代用する家庭が大半です。メニューも正式には、一汁三菜を基本とした祝膳で、尾頭付きの焼魚(鯛が有名)、煮物、香の物、汁物、赤飯や白米となっていますが、今では簡略化し、家庭で出来る範囲のお食い初めを準備し行う家庭が多いようです。祝い膳として赤ちゃんが本当に食べられる離乳食や野菜スープなどを用意し、少し食べさせて、母乳やミルクから離乳食への切り替えのきっかけとするなども現代的です。また手間を省くなら、料亭やレストランなどでお食い初め用のプランがあるお店を利用するのも用意がいらず、至れり尽くせりで良いと思います。

初節句(はつぜっく)

赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句です。男児は5月5日の端午の節句、女児は3月3日の桃の節句で行います。慣わしでは母方の実家から桃の節句には雛人形を、端午の節句には武者人形や鯉のぼりを贈るとありますが、現在は場所をとるなどの住宅事情もあり、大々的なものは簡素化されることが多いです。桃の節句ではちらし寿司、蛤のお吸い物、雛あられなどを食べ、端午の節句では柏餅やちまきを食べます。家庭で出来る範囲でお祝いをするのが主流ですね。

初誕生(はつたんじょう)

赤ちゃんの満一歳をお祝いする行事です。慣わしは地域によって様々ですが、誕生餅を子どもに背負わせたりすることが多いようです。しかし現在では特別に用意しなければならない献立や食材を気にする人は少なく、バースデーケーキに子どもの好物を用意するなどしてあげればいいと思います。

行事ごとは出来る範囲で行いましょう

どの行事も昔は赤ちゃんの死亡率が高かった事もあり、神頼みのように赤ちゃんの成長を祈り、感謝してきた背景があります。現在でも子供の成長を祝い、今後の幸せを祈る気持ちは変わらずにあると思いますが、核家族化し大きく変わった家庭環境では慣わし通りにこれらの行事全てを行うのは少々難しいと思います。産後のバタバタでてんてこまいの時には決して無理はしないでも良いと思いますし、社会もそう変わっていっています。形式にこだわるばかりに辛い思い出となるような行事になっては元も子もないので、家庭それぞれで自分達で出来る範囲で無理なく祝っていきましょう。

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